コマミー

クルードさんちのはじめての冒険のコマミーのレビュー・感想・評価

4.0
【外の世界へ】
  
  [気まぐれ映画レビューNo.48]

※最近、もっぱらディズニーよりも"ドリームワークス"派になりまして、「トロールズ」や「ボスベイビー」も非常に自分好みの作品になりました。そうゆうことで、今回は、最近第2作目の予告編が流れた、"大家族"が主役の本作をレビューします。


「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」第1作目の監督"クリス・サンダース"が、「魔法の剣キャメロット」等の脚本家カーク・デミッコと共に監督を務めた作品だ。
「リロ&スティッチ」が好きな自分にとっては、かなりお世話になっている監督だ。しかも、本作は同じく「家族」そして「一歩踏み出す」事をテーマに挙げてる作品でもあり、共通点はあるのだが、たいぶ見逃していた作品だ。

しかしまぁ、泣いた。

こんなに"感動的な作品"だとは思いもしなかった。
原始時代に"洞穴"に住む"クルード家"が、初めて洞穴を抜けて大いなる冒険に出る物語だ。

まず、ドリームワークスが描いた家族の中でも、断トツに"心も身体も強い"。

そして、ある意味では、"人の進化"を観ることが出来る作品なのである。
今まで、"洞穴の世界しか知らなかった"クルード家が、自分たちよりも進化した、好青年"ガイ"に導かれ、"外に飛び出す"という進化を遂げる。そんな、一つの家族の"成長の物語"として観ることが出来るのである。

そして、キャラクターデザインもとても良い。サーベルタイガーっぽいやつや、「ダンダンダー」って言うナマケモノ等、凄い"多彩"で、笑える。色とりどりで"キャラが濃い"生物たちにも、惹かれたのも魅力だ。

個人的には、「トロールズ」と接戦になりそうな魅力を持つ作品でした。

「クルード2」も、とても楽しみです。

彼らの進化が楽しみです。
コマミー

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