アズマロルヴァケル

セール・オブ・ザ・デッドのアズマロルヴァケルのレビュー・感想・評価

セール・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)
3.2
グロ控えめなゾンビ映画。

家族を養うために犯罪を犯し、死体泥棒の道を進んだアーサーだったが、彼は死体の窃盗と殺人罪という冤罪をかけられ、処刑されることに。
神父は最期に言い残すことはないかと
アーサーの牢獄のところに訪問するが、殺人はやってないという彼に神父は前のめりに彼の過去や現在を聞かされることになるという話。

ゾンビ映画なのだが、本編ではアンデッドと称されていてヴァンパイアと同じやっつけかたでニンニクと十字架で撃退していくスタイルです。

また、あくまでも神父とアーサーの対話がメインなのでアーサーの家族等の細かいことはカットされており、主人公目線で展開されるため、何処か描写不足なところもしばしば。

しかし、中盤では「宇宙人ポール」を彷彿とさせるエイリアンやラストシーンではアーサーの師匠がハリー・ポッターの首なしニックの状態で登場してくるところは流石に普通に面白かったです。

ただ、あくまでもサスペンス要素のある話で、死体泥棒のアーサーが奮闘する話なのでがっつりゾンビが出てくるわけではないのでご注意を。