しぇんみん

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのしぇんみんのレビュー・感想・評価

3.8
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第一作。

「オーブ」に引き寄せられるように偶然集まった犯罪者チームの冒険譚。

1.主人公ピーター・クイル/スターロード
幼い頃、母親を亡くした直後に宇宙船で地球から攫われて以降、苦労しながらもトレジャーハンターとして宇宙で生き抜いている。
謎の物体「オーブ」を盗み出したため、彼の運命は動き始める。

2.緑色の女暗殺者ガモーラ
サノスの養女であり、持って生まれた才能を頼りに暗殺者として生きている。

3.遺伝子操作されたアライグマのロケット
外見はまんま可愛いアライグマだが、戦闘や宇宙船の操縦ができるように遺伝子操作されている。

4.喋る木グルート
「私はグルート」気は優しくて力持ち。ロケットと仲良し。

5.脳筋男ドラックス
妻子を殺され復讐の鬼と化す。目的を果たすためチームに加わることとなる。

物語を一言で表すと「ガラの悪い『スターウォーズ』」か。

笑って泣けてアクション三昧。

最初は利害関係のみで集まった5人だったが、互いの人となりが解って来るにつれ、いがみ合いながらも信頼の絆のようなものが芽生えてゆく様が心地良かった。

また、ピーター愛用のカセットテープのウォークマンから流れる楽曲は'80年代の洋楽で懐かしいものばかり。

そして、そのウォークマンから流れる音楽は各シーンと上手くマッチしており、物語の重要なガジェットととして生きている。

実のところ「オーブ」は、MCUの中核を為すアイテム「インフィニティストーン」の一つだ。

『アベンジャーズ』のシリーズとも適度に絡み合う今後の展開に期待大。

ハナマル!

2018/05/02
しぇんみん

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