白痴の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「白痴」に投稿された感想・評価

完全な状態のまま観たかった!
moto

motoの感想・評価

4.5
ドストエフスキーの長編を読み終わらせる時間があまりないので、黒澤明を通して。

最後のろうそくのみで部屋を照らすシーン、妙子と綾子の睨み合うシーン、音楽、映像がうまく絡み合い、緊張感がすごかった。
ちなみにオルゴールのシーンも好き。

原節子は本当に化けていた。というのも、小津映画の原節子をずっとみて来たから。
森雅之の血の気のない、狂気を孕んだ、紙一重の、危ない、優しさと誠実さをみながら、いつ裏面にひっくり返るのか、戦々恐々しながら見ていた。この役柄は森雅之で正解だったと思う。
三船敏郎の羅生門の時と似た、野蛮な、時たま小心者な演技もさすがであった。

すごく見応えがあった。
tonemuff

tonemuffの感想・評価

3.7
あの重厚なドストエフスキーの長編を映画化するという試みはほんと凄い。
かなりストーリーは簡略化されてるけど、役者の演技は良かった。
s

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原節子の凄みには負ける。
rika

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3.8

このレビューはネタバレを含みます

すごいものを見た。ロシア文学もドストエフスキーも未読でその世界にすんなり入れず想像で補いながら俯瞰して見ていたつもりだったけど気がついたらこっちまで目を見開いて見てしまった。好きか嫌いかといったら好きな方ではないけれど主演の方々や黒澤監督の執念とも言うべき演技映像に圧倒されました。構図も本当に素晴らしい。特にお店のガラス棚越しに移る顔とナイフが秀逸。
なぜだかイワン雷帝が想起された。つまらなかったが。悪い原節子
黒澤明の映像美学に気付くと、その奥深さに圧倒される。
細やかな動きの配備と、ストレートな表情のクローズアップの対比が胸を打つ。
構図が完璧、編集も完璧
空間を活かすカメラが快楽的
三船の目、橋、仮面は良いシーンだった
これが日本かと思うほどの文化を見せてくれた
演技もここまで情熱的な方が映画映えするよな
このヒューマニズムの強さは黒澤明以外見れないな


原節子に美しさを感じない
久我美子の方によっぽど惚れ込んだ
それと、森雅之は二枚目だわ。「羅生門」では目の演技が印象的だったけど、この映画でもそう。
文芸地下で鑑賞。

読んだこともないドストエフスキーの原作を、北海道に舞台を移して映画化した作品だが、どうにも分からない作品だった。「自分が、きっと教養不足なのだろう」というのが、この映画を観た直後の感想。
ss

ssの感想・評価

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私の知っている原節子女史は、小津安二郎の作品に出ている彼女だけ。
だから、「私の知ってるせっちゃんじゃなーい!うわーん!😭」
って泣くレベルの怖さ。

邪推、妄想、噂…
アヤちゃんの情緒…
しんしんと降りまくる雪…
作品の中にいる誰よりも観ている私が恐怖に慄いていた気がする。
「演じる」ということを深く考えてしまう。

しかし森雅之演じる亀田が喫茶店でコーヒーカップを震えてかちゃかちゃやっているのを見て、私も飛行機の中で同じようになったな…。もう揺れすぎてかちゃかちゃしすぎて私の場合はドリフのコントだったのが不憫(笑)
一人でおかしすぎてツボにハマって大笑いしたな…。

2018/4/6