007のパロディコントを本気で映画にしたらこうなるという、基本しょーもないコントが続くんだけども…これは好き。
なにをしても「いやそーはならないだろ!笑」というレベルのドジをふんでしまうのに自分のことをできるエージェントだと思い込んでるところがなんとも可笑しい。
顔芸のインパクトが強いローワン・アトキンソン、たしかに顔で笑いはとってくるが…今回観てすごいなと思ったのは”間”の使いかた。若手芸人はお手本にしていただきたい言葉を超えた熟練の技を感じました。
泣き顔やキョトンとした顔で思い出した!タッカー役の人『ゲット・アウト』の主役だ!コメディもバッチリですねぇ。
さらに『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクに『パシフィック・リム』の博士まで。なかなかクセのある配役が脇を固めている。
007顔負けのガジェットもおもしろいが掃除屋のおばちゃんの使うガジェットの方が一枚上手なのも可笑しい。
そしてどこにでも簡単に潜入してくるおばちゃんはいったい何者なんだ…!