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ブルージャスミンのCOLORofCINEMAのネタバレレビュー・内容・結末

ブルージャスミン(2013年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

なるほど海外評で書かれている通り「欲望という名の電車」を想起する。(ウディ・アレンがそのことについて言及してるかは未確認)

冒頭、機中。隣の席の人と話しているジャスミン。
しかし、それはいつの間にか、エッ⁉︎だ、誰に向かって話してるの⁉︎という全くの独り言(自分語りへ)と変わっていく。(自分は気づいていない)

そんな中、出会う裕福な男性。
一瞬おさまってきたのかと思いきや妹の元・夫に過去をバラされてしまい、息子からも「もう顔も見たくない」と告げられ最後にはさらなる精神的崩壊をもたらすこととなる。

エンドクレジットにスペシャルサンクスとして記載されているカール・ラガーフェルドによるシャネルのジャケット。いつも同じケリーバックを持ち歩き、それらのファッションがジャスミンの唯一の拠り所にも見えて哀しい。

とにかくケイト・ブランシェットのアカデミー賞受賞納得の凄まじい演技に目が釘付けとなる。
終盤、もはや総毛立つ怖さ‥
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