けーな

ミケランジェロ・プロジェクトのけーなのレビュー・感想・評価

3.8
あまり評価が高くないようだけれども、私は、面白かった。というのも、ナチスが強奪した絵画をテーマにした「黄金のアデーレ〜名画の帰還」を先日観たところだったので、同じくナチスが略奪した美術品に関わるこの映画にとても興味が湧いていたからだ。
ナチスに奪われた美術品を取り戻すために、アメリカでこのような部隊が結成された事実があったことを知らなかったので、驚くと共に、とても興味深かった。

ヒトラーは、美術館を作る予定で、数々の美術品を略奪していたが、自分が死ぬことになったら(敗戦したら)、集めた美術品全てを燃やす命令を下していたため、この部隊の働きがなければ、ミケランジェロや、レンブラント、フェルメール等々の有名な作品を現在のように、私達が目にすることができなかったわけである。こういった事実を知るためだけでも、この映画を観て良かったと思う。

映画としては、豪華なキャスト陣がとても素晴らしいが、登場人物それぞれを丁寧に描いていないので、豪華なキャストを生かし切れていないのが、残念なところだ。