しゃら

ミケランジェロ・プロジェクトのしゃらのレビュー・感想・評価

3.4
人間を失っても直に増えていくが芸術的遺産を失えば後は灰が舞うだけだ。
スーパー・チューズデーなどジョージ・クルーニー監督する映画は当時の社会情勢にフォーカスを当てたり政治絡みの映画が多いが、今回この映画は世界大戦中に当時ヒトラー率いるナチスドイツが世界有数の芸術作品を略奪しヒトラーの芸術館をつくるのを阻止し、元に戻すというストーリーだ。
数々の名画が今見れる、芸術の授業で作品に目を通すことができるのはかつての彼らが命をかけた奮闘で今がある。その凄さがこの映画を見て思った。
戦争は人間だけではなく歴史的遺産をも傷つけ亡くしてしまう恐ろしさを知った。
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