momo

ミケランジェロ・プロジェクトのmomoのレビュー・感想・評価

3.2
第二次大戦時、ヒトラー率いるドイツ軍がユダヤ、パリやウィーン、などのヨーロッパ諸国の各家庭、国から美術品を奪い自国の富にしようとした。

美術品は人の命をかけるほど守るべきものなのか?といった問いに対し

美術品を守ることは文化、歴史であり人々の命の蓄積だという。

これは美術や文化に携わるひとならではの価値観であるしその役目がある。

このミケランジェロプロジェクトのおかげでドイツ軍が奪おうとした500万点以上のものが元の持ち主、国にかえされたという。

無残に絵画を焼き尽くすシーンはくぅといった感じ。

彼らの恩恵を我々は芸術の世界に頂いているわけだが、人の命をかけるべきものなのか?という答えに対しては上記すこし綺麗事だとも思わずにいられない、これが戦争なのかと。
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