ゆきぽん

ミケランジェロ・プロジェクトのゆきぽんのレビュー・感想・評価

4.0
ナチスの美術品強奪から作品を取り戻したり、歴史的建造物の破壊を食い止めようと活躍したモニュメンツ・メン達を描いた作品。
軍隊ではない寄せ集めだけれど美術のプロで志の高い人達。
リーダーである、ジョージ・クルーニー演じるストークスが
「ナチスが奪おうとしているのはその国の文化であり、命を掛けても守らなければならない。その国の文化は次の世代にも残していかなければならないかけがえのないものだから」とメンバー達に語りかけたシーンにグッときた。
フランスのノルマンディーに上陸した時「美術品より人の命だろ!」と怒鳴られる。
戦線にいる兵隊達にとったら迷惑極まりない行為なのだ。
それが解っていても志を捨てる事なく邁進するメンバー達に感動した。
今美術館で絵画の傑作を観ることができるのはこの様に活躍した人達がいたからである。ありがたいと思った。
命を落としてまで名画を彫刻を守った人達がいた事は忘れられてはいけない。
ゆきぽん

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