ゆーり

イノセント・ボイス 12歳の戦場のゆーりのレビュー・感想・評価

4.2
内戦には無縁な現代の日本からは考え難い生活を送っている

政府軍と反乱軍の戦いが日常茶飯事に勃発する

子供なのに、12歳で徴兵へ

国が国を滅ぼしていくような世界

主人公のチャバの演技がすごい……

あんな演技、日本の子役は出来ないよ

反乱軍のおじさんからラジオのプレゼントをもらった時の表情がなんとも言えない

何が正しいことであるかわかっている神父様が、周りの一般市民が暴力や圧力から苦しめられているのを見て、とても辛そうで、何とか助けようとして命をはって行動を起こす

チャバを助けようととした、友達のおじさんもそう

ラストのシーンはあまりにも残酷で信じられなく、心が苦しくなった

作り話ではない、事実であるから残酷なのだろう

この映画の語り部が主人公であった理由をラストに語っているのだが、それも辛い現実を物語っていた
ゆーり

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