ゆっきー

デデという娼婦のゆっきーのレビュー・感想・評価

デデという娼婦(1947年製作の映画)
4.5
超絶大傑作。
話はヒモ野郎から逃れようとする娼婦が別の男に恋をするってすげー単純な話なんだけども。
舞台が夜霧、もしくは朝霧の波止場で、これだけで好き。
オープニングで波止場を360度パンっぽくカメラが一周する中で何かをもぐもぐ食いながら立ってるシモーヌ・シニョレが画面に写りそのまま画面外に追いやられるっていうスゴさ。

夜の波止場でシニョレが乱闘に出くわすシーンの殴り方、踏み潰し方がガチっぽくて滅茶苦茶新鮮だった。口から垂れるヨダレ混じりの血のリアルさも凄いのだが、そいつの上に乗っかって足でグイグイ軽くジャンプしながら踏むんですよ。びっくりした。

この映画でももんのすごい平手打ちあったのだがどこだったか覚えてない。
あと、ヒモ野郎と会話していると思ったら突然切り返しがなくなり、ヒモ野郎の顔固定になったかとおもいきや突然カメラが動き出し、そのままシモーヌシニョレの主観ショットになるとこにも驚いた。