ほーりー

蒸気船ウィリーのほーりーのレビュー・感想・評価

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)
4.0
(祝) 生誕90年🎁🎂

誕生日である11月18日はディズニーランドのミッキーの家に入るのになんと11時間待ちだったとか。

ボクは初期の黒目時代のミッキーの顔が好きなんだけど、よくよく調べるとあれは目を囲む下の線がないだけで黒目の回りの額のようなスペースは実は白目なのだそうな。

そう言えば「プレーン・クレイジー」のミッキー見るとそんな顔だなぁ。

さてやっぱり誕生日記念となればチョイスするのはもちろん「蒸気船ウィリー」!

ただ製作されたのは「プレーン・クレイジー」の方が先らしく、本作のミッキーの顔の方がデザインが洗練されている感じがする。

昔、スーファミで「ミッキー・マニア」というクソ難しいゲームがあって、ミッキーが過去の自分の作品世界に迷いこんで冒険するのだが、その第1ステージが「蒸気船ウィリー」でありました。

ボクがこのゲームをプレイしたのは本作を観る前だったので元ネタがわからなくちんぷんかんぷんだった記憶がある。

とにかく観ていて楽しい。

圧巻はやっぱり「わらの中の七面鳥」の演奏シーン、なんであんなに楽しいんだろう。そしてあの狂った発想はどこから生まれるんだろう。

脱線するけど、自分の中の格言のひとつに「音楽は副作用のない覚醒剤」というのがある。
この覚醒剤、注射針もパイプも必要ないし安上がりだし良いですよ、ホント。

音楽に浮かれ踊るミッキーの姿を観るにつれ、ひでぇなぁ動物虐待だな(笑)とツッコミつつも自然と観ているこっちも楽しくなってしまう。

■映画 DATA==========================
監督:ウォルト・ディズニー/アブ・アイワークス
脚本:ウォルト・ディズニー/アブ・アイワークス
製作:ウォルト・ディズニー/ロイ・ディズニー
音楽:ウィルフレッド・ジャクソン/バート・ルイス
公開:1928年11月18日(米)/1930年5月19日(日)
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