じんやちゃん

猫侍のじんやちゃんのレビュー・感想・評価

猫侍(2014年製作の映画)
3.0
・感想
後の米沢一家から米沢守が生まれ、新右衛門の子孫が亀山薫という事であってますか?
白猫がかなり落ち着いていて、演技派だなと感じました。目がクリクリ!
猫好き向けで、暇な時に気分転換として観るコメディ映画ですね。

・考察etc...
猫に癒されたい方向けのコメディ時代劇です。ドラマ版とは別物になります。
内容どうこうではなく、この映画で手に入れられる大きなものは〝癒し〟です。
あらすじとしては、江戸に出稼ぎに来た最強の浪人(久太郎)が、猫派である相川一家の玉之丞という白猫の嫁ぎ話を阻む為、犬派である米沢一家に暗殺を頼まれ、実行するところから始まります。
実は暗殺をした事にして、玉之丞を連れ帰っていた久太郎は、玉之丞に対して愛着が湧いていました。
そこからさらに加速していく猫派と犬派の抗争に巻き込まれながら、紆余曲折を経て、猫への愛着が日々大きくなっていく久太郎の行く末はどうなるのかという物語です。
伝えたい事とすれば、ラストシーンで描写されていた通り、人間は勿論、猫派でも犬派でもそれぞれが愛している動物を大切にしていく事こそが重要という点にフォーカスしている気がしました。
江戸が舞台という事なので、生類憐みの令に触れてみると、もう少しアプローチが広がったのではないかと感じました。