つるみん

ノックアウトのつるみんのレビュー・感想・評価

ノックアウト(1914年製作の映画)
3.6
まずこの作品を鑑賞し疑問に思うことがある。

あれ?これ本当にチャップリンの作品なの?と。

そうなんです!なかなか出てこないんです!しかも登場した時間はわずか3分!!!!!
つまり脇役なのです。

では主役は?というと日本では「デブ君」という愛称で人気があったロスコー・アーバックルという人らしい。この作品は今から約100年前の作品なので、もちろん僕は知らない。しかし当時「デブ君」と言われるほどの風貌と暴れっぷりは納得がいく。

チャップリンを重視してみるとわずか3分間の時間の中で強烈な印象を残している。題名でもあるように〝ノックアウト〟はボクシング用語。ボクシングのレフリーを演じたチャップリンは殴り殴られのいつものドタバタ劇。まぁ何れにせよボクシングといったら〝街の灯〟(後ほどレビュー)ですけどね。
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