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BODY/ボディのtakのレビュー・感想・評価

BODY/ボディ(1992年製作の映画)
3.1
マドンナが主演したエロチックサスペンス。心臓の持病を抱える大富豪がセックスの最中に死亡。セックスを凶器とした殺人なのかが問われ、真相解明の舞台は法廷へ。スキャンダラスな本筋に、意外と正統派な法廷サスペンスが絡みつく異様な雰囲気の映画。確かにエロエロのドロドロなんだけど、予想以上にちゃんとサスペンスを楽しめた。

身体を張ったマドンナはもちろん見どころの一つ。その話題ばかりが先行していたけれど、テーマがテーマだけに無理もない。これを真顔で理屈こねて観る殿方は明らかに少数派だろ。

弁護士役のウィレム・デフォー、ユルゲン・プロホノフ、脇役にジュリアン・ムーア、と名の知れた顔が並ぶ。70年代にセクシー男優で名を馳せたフランク・ランジェラが同性愛者の老人役とは、なかなか大胆なキャスティング。
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