面白い、話も展開も映画としても
この映画は、バッドエンド派が多数だけど、ハッピーエンド派がいる。
よくよく考えればどっちとも取れる。
単に、胸糞映画‼︎!ってわけじゃない。
しかも、ただ曖昧に描いたってよりは、あえてどちらとも取れるようにしている(という意志を感じる)。
ハッピーエンド筋を仄めかす描写、重要なワードがところどころある。
そんな面白い映画。
(以下ネタバレ)
もしかしたら真実の愛だったのかもしれない。
騙す中で、次第にヴァージルのことを愛してしまったという可能性もある。あのキスや涙は偽物?本物?
裏の裏で、ヴァージルだけが真実の愛を見抜いていた。観てる人が騙されたってこともありえる。
もしそうなら、「連れを待っている」は、マジであの店で会う予定でクレアを待ってるとも取れる。
クレアは<贋作の中の本物>だったのかも。
騙されたのは本当?騙されたとしても、クレアの愛が確かだとしたらハッピーエンド?そもそもハッピーエンドってなに?