海の上のピアニスト、ニューシネマパラダイスのジュゼッペトルナレート監督作品
女性が苦手なベテラン鑑定士 両親が亡くなり遺品を競売にかけて欲しいという依頼人は姿を現さない
ある日、依頼人の若く美しい容姿を盗み見た鑑定士は依頼人に夢中になってしまう
前半は少し難しく感じたのと、途中まで少し変わったラブストーリーとして進んでいくのかと思わせる内容だったが、展開的に物語が大きく動く後半がかなり面白かった
解説を読むとあらゆるところに伏線があり、所々に考えさせられるセリフも散りばめられているところも良かった
観る人によってはなかなか胸糞な内容と取れるかもしれない
イタリアの建物やアンティークなどを活かした視覚的にも良い映画だった
原題はTHE BEST OFFERで観終わったらなるほどなと思うタイトルなのに何でこんな邦題にしてしまうんだろうとも思った