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鑑定士と顔のない依頼人のaikaのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.8

久しぶりに映画を観た気がしましたが、レビューを見返したら最後に観てから2週間近くしか経っていなかった😰


めちゃくちゃ好き!とはならなかったけれど意外と嫌いじゃない映画でした。前知識は一切無しで鑑賞することをオススメしたい💫

美術品鑑定士の主人公ヴァージルと、姿を一切見せない依頼人であるクレアとのお話。
美術品を扱う映画ということもあり家具や家の内装一つ一つが凄く魅力的だしヴァージルの隠し部屋は圧巻です(*˙꒳˙*)‧⁺✧*
途中まで単なる純愛映画を観ているようなふわふわした気分でした😅人間嫌いのヴァージルが徐々にクレアの魅力に翻弄されている様はああ…この人本当に恋をしたことないんだなぁと納得させる。


「人間の感情は芸術品と同じ 偽造できる まるで本物に見える だが偽りだ 」
最後の皮肉たっぷりな演出にこの野郎〜😂😂😂という気持ちでいっぱいになりました( 笑 )
思い返せば色々なヒントや謎が転がっていることに観終わったあとに気づいて悔しい!!

私には100%ハッピーエンドには見えなかった映画でした。レストランで何時までも連れを待つ彼の姿は切なくて胸が苦しくなった…。
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