鑑定士と顔のない依頼人の毛と毛の間の空気のネタバレレビュー・内容・結末

小説を読んだ後の満足感に近い作品でした。
全ては仕掛け人形が何度も言う台詞なんですかね。
贋作にも…
ヴァージルが味わった短い時間での出来事は贋作、嘘だったけど、それはそれで良いもの。。。
最初の誰も寄せ付けない孤独と、最後の突然孤独にされた状況。同じ孤独でも、愛や友情を知ってしまったヴァージルにとって突然の孤独は耐え難き辛さになった。
最初から違和感しか無かったんですけどね。おじいちゃんと綺麗な娘。ちょっとね…、
でも完璧に練り上げられた仕掛け人、ビリー？の完全なストーリーに騙されながら観ていました。おかしいおかしいと思いながら気付いたら、気のせいかな？おかしくないのかな？と。まさに私もヴァージル。

ふと、人の別れで何時迄も相手に引きづらせるには、あまり説明をしないまま消える事と言うことを思い出した。