塩

鑑定士と顔のない依頼人の塩のネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

女性の肖像画に内なる神秘性を感じる最高の競売人オールドマン。仕事はプロフェッショナル。『贋作の中にも必ず本物は存在する』という目利の元、オークションに共犯者を作り自身の骨董品収集への欲を持っていた。
査定依頼人スーパー引きこもりのクレア・イベットソンのヴィラに何度も訪問することに。しかし女性への抵抗力のないオールドマンは女性の肖像画よりもどんどんイベットソンの秘めた神秘性に引き込まれていく。
その神秘性に少しでも触れてみたいという気持ちが銅像の後ろから覗く姿から伝わってくる。
最後の後半は、被害者の気持ちになった、あのオートマタは不気味だった。
欧州でも童貞は早めに卒業したほうがいい。
塩