慶

鑑定士と顔のない依頼人の慶のレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
4.2
顔のない依頼者&ミステリーというだけで期待値上がって観始めた。

わりとすんなり、なんなら中盤くらいにはその依頼者が判明するのでなんだよと思っていたら、そこから始まる偏屈鑑定士のロマンス笑


なんだ、偏屈オヤジのラブロマンスかと鼻をほじって流し見していたら突然事態は一転二転.....。

『味方を変えれば180度違うストーリー』とどこかのサイトに載っていたが、本当にその通り。もう一度見直すとこれは完全な計画的ミステリーだった。


古びた遊園地のジェットコースターに乗ってるような心地いいテンポで飽きない。

こんな酷い人生ってある?って最後には偏屈オヤジを憐れむ気持ちでいっぱいになった。

それにしても手が混みすぎていて、犯行計画シーンが観たくなったくらい。

良作でした。
慶