Lily

鑑定士と顔のない依頼人のLilyのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.3
そんなとんとん拍子で進む訳がない、と思ったらやっぱり裏があったか!
この映画を見ると、サッカレーの名言「愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことはその次によい。愛さずしてその人を得ることと、愛さずしてその人を失うことは無意味である。」が心に染みる。
主人公は確かに騙され、傷ついたが、女性を愛し愛されることを知らなかった彼が偽りでも愛を知った。そのまま名画とだけ暮らし終える人生よりも一瞬の輝きを手にした人生の方が美しいと思う。
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