「季節は春の始めで、その日は雨だった。」
新海誠監督の5分間弱の短編アニメーションです。
猫が”僕”となって物語が描かれます。
雨の中、子猫は一人暮らしの女の子に拾われます。
子猫のチョビは人間の女の子を恋人だと思っています。
そんなある日、彼女は電話の後に涙を流します。
モノローグで終始なりたっているところが新海監督らしいアニメーションです。
詩のように、主人公の独り言が流れる様は情緒に溢れていて、寂しいですが柔らかく、心地の良い短編になっています。
チョビとミミがじゃれているのが、とても可愛いです。
「この世界のことを 好きなんだと思う。」
YouTubeで観られます。