回想シーンでご飯3杯いける

ジャック・ジャック・アタック!の回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

3.5
ディズニー/ピクサーによる裏方物路線の究極作「Mr. インクレディブル」に登場する末っ子の赤ちゃんジャック・ジャックを主人公にしたスピンオフ。

赤ちゃんって、傍から見れば可愛いのに、実際に世話をする親やベビーシッターの立場で見れば、暴れる、壊す、汚す、泣く、わめく、、、というモンスター以外の何者でもない。ジャックジャックのキャラクター像は、正にそこをディフォルメしているわけで、ピクサーの「大人の鑑賞に堪え得る」作風を見事に表していると思う。

「Mr. インクレディブル」本編と表裏を成す構成になっているのも、考え抜かれていて感心しきり。