オーウェン

レイルウェイ 運命の旅路のオーウェンのレビュー・感想・評価

レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)
3.4
一応原題とほぼ同じタイトルなのだが、見終わっても鉄道があまり意味を成しているとは思えない。

エリックは列車でパトリシアと運命的な出会いをし結婚を迎える。
だがエリックには過去のトラウマがあり、それは第二次大戦中に日本軍に捕らわれ拷問の憂き目に遭っていたこと。

外国映画ではおかしな日本人が度々登場するが、必要以上に出ることはない。
むしろ後半の因縁めいた関係が、どのような展開を迎えるかがこの映画の主題である。

赦しと後悔という日本人と英国人の関係。
実話らしいがこの辺の演出はなかなか感動的で、退屈な前半部分を盛り返した感じ。
それぞれを演じることになるコリン・ファースと真田広之は適役だった。
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