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捨てがたき人々のAQUAのレビュー・感想・評価

捨てがたき人々(2012年製作の映画)
2.8
原作ジョージ秋山で納得。
セックスしか取り柄がなく自分自身が生きている事に嫌悪しかない狸穴勇介が何もない島で顔にアザのある岡辺京子と出会い、生と性について考えつつも生きていく姿を描いた群青劇、だけどジョージ秋山って感じ。

主人公の勇介を大森南朋、京子を三輪ひとみ、美保純、田口トモロヲ、内田慈と曲者揃い。

最後の勇介の怒声のような問いかけだけでも充分。

映画.com参照
人間の善悪やモラルを問う姿勢を貫き、物議をかもす作品を多数発表しているジョージ秋山の同名漫画を、大森南朋主演で実写映画化。金も仕事もなくセックスのことばかり考えている狸穴勇介が、苦悩しながら生きる意義、愛や幸せを見つけ出そうともがく姿を通して、人間の業を描き出していく。生きることに飽きてしまった勇介は故郷へ戻り、そこで顔にあざのある女性・岡辺京子と出会う。快楽を求める勇介は京子と関係をもち、そのままなし崩し的に同棲を始めるが……。俳優としても活躍し、「ぼくのおばあちゃん」「誘拐ラプソディー」といった監督作も発表している榊英雄がメガホンをとった。

捨てがたき人々
2012/日本
AQUA

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