映画『ストロベリーナイト インビジブルレイン』で描かれる姫川班“最後の事件”の後日譚が５本の短編で描かれる。
それぞれ対峙する新たな事件とは…。
バラバラになった姫川班のその後を描いた作品。
映画版も見終わったので、とりあえず観賞。
オムニバス形式で、トリが武田鉄也の話だったわけだけど、観れば納得。
だが、映画版が割りと濃く描かれていたのに大し、こちらはだいぶ薄く感じた。
個々の個性であったり、姫川班に対する思いであったりは垣間見えたりもしましたが、その程度。
なぜか石倉（宇梶剛士）と湯田（丸山隆平）は登場しませんし。
彼らのその後も知りたかった。
しかしながら、決して観て後悔する類のものではないです。
ファンには最後のプレゼント的な嬉しい１作でもあります。
西島さんの話での國村さんがホントにカッコ良かったです。
菊田刑事のスタイルの原点がありました。
あと小出君の話は題材が身近で、連ドラの時よりも葉山刑事が等身大に見えました。
淡々と語る声には説得力があり、ぐっと引き込まれました。
欲を言えば、みんなで活躍する姿をまた見たかったけど…それは映画で見ろという事ですね（もう見たけど）。
そう考えると上手い宣伝。
新しい話の中に、しっかり連ドラの記憶も蘇らせてくれたお得感がある作品でした。
