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ウィンチェスター銃'73のmichiのレビュー・感想・評価

ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)
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主役はジェームズ・スチュアートというより、ウィンチェスター銃かのように感じました。銃が持ち主であるべき人物を探し求めているような。
途中、呆気ない譲渡もあったけれど、銃が渡る先々でいろんなことが起こるのがおもしろい。
最後に明かされる、リンがダッチを追う理由も、ベタながらなるほどなーと思った。

インディアンとの戦いも、リンとダッチの一騎打ちもかなり時間を割いていました。でも迫力のカットの連続でだれることなくシーンが続いていくのがすごい。
あの銃撃戦はみんな怪我しないで撮れたのかな…。

一番カッコよかったのが、最初の射撃大会で狙ったものを寸分狂わず撃ち抜くリン。夢があってやっぱりこんな西部劇が好きだ。

ロック・ハドソンがちょい役で出ている知ってはいたけれど、まさかあんな役とは思わずエンドクレジット見るまでどの人か分からなかったし、分かった上で見直しても「こりゃ分からないわ」と納得…。
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