アンソニー・マンって微妙なイメージしかなかったけど、この作品は名作扱いされている彼の代表作ということで騙されたと思って見てみたら、確かに中々悪くない映画となっていた。
他の作品同様野暮ったいシーンも無かったわけではないけど、射撃の大会やキャンプ場の前後のシーン等西部劇的な外連味やアクションの良さが出た箇所が多くて目を見張った。
銃を巡る話に関してはご都合的な点もあったけど(特にキャンプ場では戦いの後ちゃんとジェームズ・スチュアートは念のため確認しろよと)、他に見られない独特な題材でこれも悪くなかった。
めちゃくちゃ良いというわけではないものの、少しアンソニー・マンの見方が変わった作品となった。
ブレイクする以前のトニー・カーティスが拝めるのも貴重。