マッサージ屋

思春期のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

思春期(2012年製作の映画)
2.0
セルビアの街で両親と妹と暮らす女子学生のヤスナ(イシドラ・シミヨノヴィッチ)は毎日やる気が無く過ごしていた。
父親が重病を抱えている事で余計に家に居たくないヤスナはドラッグやセックスに溺れていく・・・。

日本劇場公開作品。

セルビアの映画というのは珍しい。
ストーリー自体は10代の女子が身を滅ぼすが如くクスリなりセックスにはまっていくという、映画などでありがちな話。
しかしその動機が終盤までよく分かんないです。
もうすぐ死ぬかもしれない父親になんでそこまで冷たいんだ?みたいな。
その理由はボソっと終盤に告白してるけど、父親の立場からだとそりゃねーだろ!って(笑)

序盤からエロシーン満載。
画面全部がボカシって凄いわ!
てか、あの彼氏はどれだけフェラチオ好きなんだよ!という(笑)
終盤のあの心の変化とラストシーンは何なんだろ?!
クスリのせいなのか?
キョトンとして終わってしまった(笑)

ひとつ思ったのはセルビアという国の大変な状況ですね。
コソボ独立で紛争後の爆撃跡が映るシーンがありました。
アメリカに対する恨み節が学生の中に台詞でありましたが…コレは若者達も鬱積したものがあるんだろうとは感じましたね。