ゆかちん

スティーヴとロブのグルメトリップのゆかちんのレビュー・感想・評価

2.8
「イタリアは呼んでいる」をみて、特に何というわけではないのに気になってその前の作品である本作を鑑賞。
ゴロゴロ横になって気楽に観れるのもいいなって笑。

ただ、シリーズ第一弾だけあってか、第二弾のイタリア編に比べて、よりシンプルにストーリーの筋がくっきりしてた。

スティーブの「役者として、男として、親として」の葛藤を描き、旅の中で一つ答えを見つける感じというか。
スティーブの家から始まり、家で終わる。
対照的に、ロブの幸せそうな家族が描かれる。

そして、最後に、彼が一番優先したのは、子どもだったところに、ほっこり。

合間のスティーブが見た夢に、ベン・スティラーが!
ナイトミュージアムの縁かな♪

食事とか移動中のモノマネ大会はヘラヘラしながら観ました笑。
相変わらず似てるのかなこれって感じ笑。

イタリア編のが、音楽や映画の色んなネタを入れてたんだな〜。だから、ストーリーが薄くなった気がするw楽しいんだけど。

イギリス北部は自然が素晴らしいね。でも、霧が多く、色彩はとても地味。
それがまたスティーブの気持ちと共鳴して哀愁。

どのレストランもホタテ美味しそうやったな〜!
あのめっちゃ凝ったレストラン、あんな感じで取り上げられてていいのかな笑。

40半ばに差し掛かり、自身のキャリアについてもっと上にいけるのに…という歯痒さは、きっと多くの役者が抱えるものなのかな〜。
若い人がどんどん出てきて、そんな中では、年齢を重ねてなお求められる人は、少ないやろし。。。

普通の仕事でも、そうなんやろけど。

という、少しモヤモヤ哀愁を感じたというのは、いい「映画」なんだなって思いました。

ちなみに、このロブさん、昨日、カセットテープダイアリーズで見たんだよな〜!
軽快で寛大なええオトンやった笑。
ゆかちん

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