DZ015

パリ、ただよう花のDZ015のレビュー・感想・評価

パリ、ただよう花(2011年製作の映画)
3.2
原作が「裸」という身も蓋もないタイトルのリウ・ジエの半自伝小説ということで、まるで会話のような性描写。性描写でこんなにも語る作品は初めて。登場する男女どちらにも共感こそ出来ないが、ロウ・イエ監督一流の細やかな演出によりリアルに響く。主人公ホアに対するあからさまな差別にロウ・イエ監督の思いが透けて見える。毎度音楽のチョイスと使いどころが素晴らしい。
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