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なみのおとのcyphのネタバレレビュー・内容・結末

なみのおと(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

震災から半年後に撮られた、様々な形で3.11を経験した宮城・福島の人々へのインタビュー集 対話することへの可能性が開けたと監督が繰り返し語るこの3部作を一度は見てみたくてこのためだけに飛行機に乗ったのが去年の秋 すっかり忘れてたから観た当時のメモ書きをそのまま写します 一度に何本も観て思い出しで書いたメモだから色々違うかも


1 宮古:紙芝居 おばあさんとその妹
黒い波が連なって つなみてんでんこ 災害を乗り越える知恵 人間の知恵 つらさがある おふくろをおいて逃げたとか

2 気仙沼:消防団員3人

3 南三陸:本好きで友人を亡くした女性
お友達の佐藤さん 本が大好きで歴史小説が好きで わたくし いたしました いさぎよい判断をする人だったから 旅行にもいこうねって話をしていて ずっと長生きしたいって 死んだ後のことも話したんです 遺骨は山村にまくとかがいい 宗教にこだわらず、自然に還りたいねって話をしたんです

4 石巻:市議会委員
命をつなぐ選択をした 地震と津波どっちがくるだろうかと てんでんこ 絆を一度断ち切っててんでんに逃げて、初めて家族の絆を再生できる
展望や希望を持つこと、そのために国のてこ入れで場所をつくっていってほしい 経済をやっていくための基盤があればきっと
被災の記憶はみたもの聞いたもので考えは左右される そのギャップを埋めることはむずかしい 違う記憶を持っているお互いにということを受け入れることから始まると思う
(奥さんについて)押し付けることや無理やり自分の意見を通すことはできない それでファミリーあるいは組織として成り立つかといったらならない
ふるさとは遠くから想うものというイメージがある それは同じですよ ないんですもん 失われた、離れてしまったふるさとを わたしは離れずして想う 同じやないですか?好きな景色 海、風、散歩 そうしたものを愛している

5 東松島:若い姉妹
やっぱりこの街がすき 海沿いを散歩するときとか

6 新知町:潜水夫婦
被災してからの記憶はあいまい、夢見たい わたしは逆に被災する前のほうが記憶が飛んで 夢みたいに思える 現実って感覚ない「これが津波なのか?事務所なのか?」ってずっと言ってた
浮いてほしい 死んでも浮いてほしい そうでないと1,2ヶ月は見つからないから だから救命ジャケットつけさせてうえからもぎゅうぎゅう巻いてこれで安心だって想った 瓦礫の上を転がる
それがあなたのリハビリなのかもね まるはだか かっこよくいうと カメラ 証明できないのも同じ 生きてるってことだから
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