ずっと観たかったのですが、新文芸坐の特集で劇場で観られてよかったです。
震災から間もない頃のこの作品、そのときの空気感や言葉がこうして10年以上だった今も伝わるのはとても貴重なものだと思います。
…
このレビューはネタバレを含みます
東北三部作。『ハッピーアワー』や『親密さ』でも使用された、向かい合わせに座らせた対話の構図がメイン。あの向かい合わせの画の引力の強さを感じつつも、すみません、睡魔に若干襲われてしまう時もあった。
…
最初のほうは眠かったけど、面白夫婦の場面でグインと惹かれて、濱口映画特有の自分が溶けていく感覚が起こった。そのおかげで体感は2時間半より短かった。市議会の人のわずかなピリつき方も面白かった。
若い…
必然と現実。
「語り」は「内容」以上に「語り方」の情報量が圧倒的に多い。
会話から関係性が読み取られるが、しかし、濱口監督のフィクション作品ではむしろそれこそが希薄に思われるのはどういうことか。…
実直で力強くていいドキュメンタリーだった
あまり濱口竜介っぽさは感じず
特に後半に行くに従ってカラッとした雰囲気なのが良かった
市議の人の話が一番好き
この夫婦は本当に大丈夫なのか?とは少し思…
愛知県美術館で無料で視聴、
ただ
「展示」だそうで入口は空きっぱなし
人の出入りも自由、、
映画への尊厳はない「展示」でした。
でも観る機会をありがとうございます。
被災者のインタビューで構成され…
最初の一組の対話シーンから、①肩越しの切り返しショット、②真正面の切り返しショット、③「聞き手」濱口竜介を含めたショットと、映画を構成する形式が概ねすべて提示される。この形式には大いに感銘を受けた…
>>続きを読む東日本大震災(3.11)の記録だけれども、震災後も故郷にのこり復興に携わっている人たちへのインタビュー。なので、津波の映像とか、その直後の町の映像などはないところが、この作品(東北三部作)の特徴です…
>>続きを読む