MasatoshiOura

ほとりの朔子のMasatoshiOuraのレビュー・感想・評価

ほとりの朔子(2013年製作の映画)
3.4
すっごく淡々としているけれど、好きな映画だな〜

二階堂ふみが主演ということで鑑賞。受験に失敗して浪人生のさとこが、夏の終わりの2週間、叔母と一緒に避暑地で過ごす。海の近くの家で、とくに何にも追われずゆったりと過ごすさとこ。映画全体を見ても、このゆったり感はずっと続く。

特に大きな出来事が起こるわけじゃないし、何か猛烈な一夏の恋があるってわけでもない。ほんとに一人の女の子が自然体で、気ままに夏を過ごていく。

でも、一つ一つのシーンが綺麗で、素敵な感じに仕上がっているのはとても好感が持てます。ジャケ写にある、川辺にさとこがス〜〜ッと入っていくシーンだとか、二階堂ふみのキスの後、孝史と分かれ道を歩いて行くシーンだとか、余韻溢れる長回しがなんとも言えない心地よさを与えてくれる。

まあ、その長回しのせいでちょっと冗長に感じられるシーンもいくつかあったけれど、割と好きなゆったりした映画でした。