『淵に立つ』『よこがお』の深田晃司監督作品
海辺の町を舞台に、受験に失敗した主人公が過ごす夏の終わりの2週間を、みずみずしいタッチで描く
深田晃司監督が、日常を淡々と描いたほのぼのする優しい作品を作っていたことに驚きましたが、震災と原発といった社会派要素もしっかりと取り入れています
のどかで美しい風景の田舎町を訪れた主人公の、日記のような構成になっており、山場もなければ抑揚もないのでかなりスローテンポですが、複雑な人間関係と恋愛模様が動くにつれて見えてくるその先にあるもの
二階堂ふみの落ち着いた存在感のある演技と、太賀の初々しい雰囲気が物語にとてもフィットしていました
ここ最近と同じようなを作風を想像していたので少し裏切られた感はありますが、淡く儚いフランス映画のような夏物語でした👏🏻
こんにちは赤ちゃんの選曲は最高でしたね😂☝🏻
2020 自宅鑑賞 No.357 GEO