8さん

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間の8さんのレビュー・感想・評価

3.7
ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件直後の人間模様を描いた群像劇作品。

1963年11月22日アメリカテキサス州ダラス。ダラスに大統領専用機で降り立ったジョン・F・ケネディ大統領は、ジャクリーン夫人とオープンカーでパレードを行うが、その最中に何者かによって狙撃されてしまう。

大統領のパレードを心待ちにしていたエイブラハム・ザプルーダーは、愛用の8mmカメラで大統領を撮影していてこの凶事と遭遇する。

パークランド・メモリアル病院に搬送される大統領。担当したのは、チャールズ・ジム・キャリコという若い医師。ベテラン看護師長のドリス・ネルソンの叱咤を受け応援でかけつけたマルコム・O・ペリー医師の手助けもあるが、時すでに遅く大統領は絶命してしまう…


『あの事件に関わる4人の証言者。歴史が変わる瞬間を、目撃せよ』


今となってはあまり驚きはないこの事件だが、暗殺犯を探そうとせずこの暗殺事件に関わった人間達を描く事で、事件の重要性を示しているのが分かります。

あらゆる目撃者の様々な人間模様をテンポ良く描き、歴史の重要な1ページを見事に再現し暗殺前後の実際の映像を使用しながら、テキサス州ダラスに巻き起こった混乱状態をリアルに演出している。

未だに謎の多いこの事件の本編は、全編を包む緊張感の質が非常に高く、さっきまで存在していた何かが突然崩れ落ちる様な感覚の描写が秀逸でした。