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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間のとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.5
ドラマのミニシリーズで描くような内容を90分にまとめているので、なんだかちょっと駆け足気味に薄い気もするけど、それでも感情面を損なうことなく描いてくれた

ドキュメンタリータッチでその場に立ち会っているような臨場感のあるハンディ撮影で様々な立場から当時の混乱を描く群像劇。題材が題材ということもあってか、ジェームズ・バッジ・デール、ザック・エフロン、ポール・ジアマッティはじめ名前を挙げきれないくらいなかなかの豪華キャスト(質より人数?正直カメオ出演+αくらいの人もいる…)が揃っている。興味を引く題材だし、史実としてどうなるか分かっているはずなのに、大統領が亡くなったときは少しウルッと来てしまった。それくらい要所要所のパワフルなシーンには突き動かされるし、いかに愛された大統領だったかがよく分かる。
ここからは余談…。『タリーと私の秘密の時間』のときも思ったのだけど、ロン・リビングストンとマーク・デュプラスは似ているから同じ作品に2人が出ていると紛らわしくてややこしくなる。ちなみに今回はFBIと大統領側近という役柄。リー・オズワルドがピーーーって亡くなって顔抜かれたとき瞼がピクッと一瞬動いた気がしたのはきっと気の所為だよな。

ロバート・オズワルド、大統領を撃った男の兄です
We had him! We had him! But we couldn't stop him!!
勝手に関連作品『ジャッキー』『バンテージ・ポイント』『JFK』『ユナイテッド93』
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