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アデル、ブルーは熱い色のカホのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
3.8
ブルーが映える、等身大の恋愛
劣悪な撮影環境や監督の指示の件はもちろん無視できないけど最初から最後までとにかく眩しくて、綺麗
レアセドゥの妖艶で鋭く優しい視線に何度も心を奪われてまう。アデルと一緒に恋する恋愛RPG。エマとアデルが初めて出会うあのシーンは一生忘れられないと思う

青いベンチとピンクの花(さくら?)での別れのシーンも好き。泣きながらベッド下のお菓子引っ張り出して食べるのも、ガキすぎてかわいい。ピュアで優しくて感情のままに行動するアデルかわいい。

でも映画館でチューするのやめてぇ、後ろの席座ってたらびっくりしちゃうから、、中学生の頃乗った飛行機で前の座席のドイツ人カップルが濃厚なチューしててほんと目ん玉飛び出るくらい驚いたの思い出した。すきあらば定期的にチューしてたからフライトの後半は慣れたけど、、素敵だったな、、エコノミークラスですので、座席が非常に近いから、後ろの席からすると大迫力の映像なんよな、、刺激的だったあの記憶が蘇った

デモに酒にタバコいいなぁかっこよすぎるだろ、おフランスの高校生。パスタどうやったらそんな汚く食べられるんだ。その描写で家庭環境を示唆するエグさ。よくみたらレアセドゥすきっ歯でかわいい。女の快楽は男の10倍大きい。そうなんや。10日間も撮影して過酷を極め、物議を醸したというベッドシーン、それはそれは美しい芸術作品だと思ってしまった。絵画から二人が飛び出てきたように思えた

メモ
📍Intimacy Coordinator
映画やテレビの撮影現場でセックスシーンやヌードシーンなどのインティマシー・シーンを専門としたコーディネーターです。
インティマシー・シーンは日本語では「ラブシーン」「ベッドシーン」「濡れ場」と表現されるセクシャルなシーンにあたります。セックスシーン、ヌードシーンだけでなく、洋服の上からの行為、オフスクリーンでのセックスシーン、 LGBTQ+やニューロダイバーシティーの俳優による性的なシーンの撮影現場に立ち会います。
(Intimacy Coordinator Japan. HPより)
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