ニシモト

アデル、ブルーは熱い色のニシモトのネタバレレビュー・内容・結末

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

私が愛について深く考えるきっかけになった映画です。主人公のアデル、青髪のエマと出会ったとき彼女は高校生で、私も当時高校生。自然と自分とアデルが混ざり合う、溶け合う感覚に陥りました。また、色がキーワードになってくる映画で、フランス映画特有の時間の流れと、色彩感覚が研ぎ澄まされた緻密な映画だったと思います。物語自体、直接的でなくて少しずつほどけていくような、ラストシーンはアデルのこれからを少し示唆するようなシーンになっていて、フランス映画の奥深さを感じました。多様な愛を描いた作品、これからの時代にふさわしい映画だと思います。
皆さんも是非。
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