@すべて恋しき若者たち
(“君の名前で僕を呼んで”公開記念特集)
女子高生のアデルは、美大生の女性(ブルーの髪)エマに一瞬で心を奪われる。
二人は恋に落ち、やがて愛に変わる…
恋愛映画では、この恋に落ちる瞬間、身体を重ねる前のプラトニックの描写に最も、“美”を感じる。
切ないよ、ほんとその一言に尽きる。
二人の演技力と魅力が相まって、感情の機微の全てが伝わってきた。
観ている私も、彼女たちと同じように喜び、幸せを感じ、そして辛くて泣いた。
十二分に伝わるからこそ、過激な(綺麗ではあったけど)性描写は最低限でも良かったんじゃないのかなぁ。
てことを本作を久しぶりに観て感じた。
