唐突に距離が詰まる人間関係、場所すらよくわからない舞台設定、わざわざ客が足を運ぶと思えない立地のパン屋、お店の役割上そんなわけないのに客でごった返す程繁盛するクリーニング屋、何から何までとにかく実在感がない。
2014年作品とはいえVFXもかなり微妙な出来でそれに拍車をかけています。
飛んでる姿が自然に見えないのは致命的。
それを誤魔化すように青空バックの画が頻繁に挟まれる。
あとCGジジが怖い、やたら小さい。
全部私の妄想だったんだ…とか言い出しそうな怖い展開。
雨に打たれながら熱唱するディーバに爆笑。
こんな難易度の高すぎる医者に頼みに行くなよ。
パンもまずそう。
文句が止まらない。
キキに都合の良いように作られた世界にクラクラしてくるドラッグ映画でした。
ただ清水崇監督だからか所々漂うJホラー感は良かったです。座った女児に見つめられるとか特に。