とし

土竜の唄 潜入捜査官 REIJIのとしのレビュー・感想・評価

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)
4.0
高橋のぼる原作の、潜入捜査をテーマにした漫画が映画化されたものですね。漫画は未読です。2016年6月現在、49巻まで発売されている人気作のようで…更に映画2作目が製作中なのだとか。

正義感は強いが成績は最低の警官・菊川玲二は、突然クビを言い渡される。実はクビは表向きで…本当は広域暴力団数寄矢会(すきやかい)の会長、轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕する為、身分を隠しモグラ…潜入捜査官として捜査するように命じられたのだ。持ち前の正義感と根性で難問を乗り越え、組織の中を少しずつ上へ上へと登っていく玲二。そんな時、兄貴分の日浦匡也が玲二を庇って倒れてしまう。ショックを受ける玲二だったが、麻薬の大取引がある事が判明。覚悟を決め、組織壊滅の為に行動を開始する…といった内容ですね。

原作が漫画だからなのか、脚本が宮藤官九郎だからなのか、ヤクザ関係の話なのに、やたら笑える展開が多いのです。コミカルな内容が好きな人なら楽しめると思いますが、本格的なクライム物だと思って観ると肩透かしを喰らうかも…って、そんな奴いませんよね。CMでも、生田斗真が全裸で車のボンネットに縛られているシーンばかり流れてましたし。

面白かった…んですが、兄貴分の日浦が足をサ○ボー○みたいな感じで復活したのは、ちょっとやり過ぎじゃないかなぁ。もはや別ジャンルの映画ですよ(笑)!それを含めて…日浦役の堤真一、美味し過ぎる!!
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