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嗤う分身のkanappeのレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
4.0
昔「しゅごキャラ」っていうアニメがあったのをご存知ですか?
「なりたい自分」になるのを手伝ってくれる妖精「しゅごキャラ」の力を借りて主人公が様々な状況を乗り越えていくアニメです。
私が小学生の時にやっていた少女向けアニメで、ガッツリ世代なんですが不思議とこのアニメを思い出しました。
この主人公は思うんですよ、「あんな自分になりたい!」と。そのような思いからしゅごキャラは自分の中から生まれるわけです。
主人公には四つのしゅごキャラがいて、その力を借りるわけですがストーリーが進むにつれて四つのうちの一人がだんだん暴走していきます。

「嗤う分身」は一言で言うと難しい……。けれどこのアニメと重なるところが多いと思います。
唯一無二の存在でありたい、完璧な自分になりたい、そう強く願うことで生まれてしまったサイモンジェームズの分身。「ジェームズサイモン」。やがてジェームズサイモンに乗っ取られていく自分は自分なのか?どちらが本当の自分なのか?分身なら自分じゃないか?
重く暗い映像と昭和歌謡曲が妙にマッチしてなんとも気持ち悪く素敵な雰囲気を醸し出していました。
難解だからまだ良く理解出来ないけれど個人的に当たりでした。