ダイヤモンド

愛の犯罪者/ラヴ・イズ・パーフェクト・クライムのダイヤモンドのレビュー・感想・評価

2.5
愛は文学のこやし...それが僕かな、とのたまうマルクは実際に女子学生との交歓が絶えない文学部の大学講師。
例のごとくバルハラという学生を、妹マリアンヌと暮らす自宅に連れ込んだマルクであったが、朝になると彼女は死んでいた。まもなくその行方を追う、バルハラの義母アンナが現れ、互いに惹かれてゆく。それ以後、マルクの周辺で起きる失踪事件。彼と妹との不思議な関係。そして、アンナとの愛に溺れてゆく

愛に真実を見つけることは望ましいことなのか_。

この言葉はすべてが終わった後のマルクの言葉。

恋愛ドラマといえばそうだし、サスペンスといえばそう。でもそのジャンルで当てはめてみても、しっくり来ないのがヨーロッパ映画っぽい。そして謎が多すぎる(特に妹との仲)。それでもつまらないとか、退屈だったとかは思わなかったです。好き嫌いが分かれそうだけど。

ところで、フランス(スイス?)人の女子学生の”肉食系”すぎるところには驚きました。