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レッド・ファミリーのcinemakinoriのレビュー・感想・評価

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)
2.7

“工作員である前に人間だ!”


って言うお話。
これ以上でもこれ以下でもなく、ベタな政治や思想的ストーリー展開でありながらも、どう言う訳かファンタジーな落とし所。
非常に捉え方が難しいのは、対岸の火事だからか?
とにかく感情移入度合いが薄過ぎて、どうしても全体的にシュールでチープに見えてしまうのが残念。

作品の感想を綴るにあたり、基本的にはネガティブな批評は控えるようにしているのだが、プロパガンダにも程がある。
リーフレットの雰囲気と内容のギャップが、悪い意味での差があり過ぎて、結局最後までどう捉えるべきかポカンとしてしまう中途半端さが勝ってしまい、レビューにもならず、考察にも届かず、感想とも言えぬ喉ごしの悪い後味。

ずっと気になっていた作品で、ちょっと期待し過ぎてしまったのかな、、、
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