たっちーさん

インセプションのたっちーさんのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.5
胡蝶の夢。



他人の夢に潜り込み、潜在意識の中からアイデアを抜き取る産業スパイのプロであるコブは、大物企業家のサイトーから仕事を依頼される。

その依頼とは、ライバル社を潰すため、跡継である御曹司ロバートの頭の中に侵入し、「父が築いた会社を潰せ」というアイデアを"植え付ける(≒インセプション)"というものだった。

米国で指名手配中のコブは、犯罪履歴をサイトーの力でもみ消すことを条件に、その依頼を引き受けることになる。



夢のまた夢のまた夢の世界へ。

本作を理解するには、次の2つの仕組みを頭に置いておく必要がある。

夢には階層があって、階層が深くなるほど現実世界よりも時間が遅くなること。

そして第一階層ならば死んでも目覚めるだけだが、より深い階層で死んでしまうと虚構の世界へ堕ち、元に戻れなくなること。



ラストシーンは、まさに夢か現実か分からなくなるように仕向けられているが、子供たちの靴を見る限り、僕はハッピーエンドだと感じたし、そう信じたい。