(テネットを観た流れで、ノーラン再鑑賞①)
SF仮想空間の映像美・仕掛けの緻密さとスケール・豪華キャストがそろった歴史的な作品!
ノーランはやっぱSF仮想空間と時間を操る天才だと再認識。
視聴者の好奇心を煽り、考えることを要求するところが通常のエンタメとは異なるが(やや説明不足で難解で意見は分かれそうだが)、自分はかなり好きである。
1回目より2回目の方が、後半~ラストが深く理解出来て面白かった。
(1回目が、機内の小さいスクリーンだったからかも)
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※以下、ネタバレ含む
多階層の夢の設計、潜入/共有、階層による時間の進み方の違いなど(一般的相対性理論?)複雑な仕掛けを見事に組み込んでいて、そこに家族との関係・後悔の念をストーリー性のエッセンスとして加えている。
例えば、夢の中の無重力状態でキックを作り出すため、エレベーターの落下により重力を作り出すとか、、仕掛けは斬新で科学的だ。
敢えて1つ言うと、、構成・仕掛けが複雑なだけに、ミッションの目的は、「これで世界が救われたな!」って万人が共感出来る、シンプル/ベタなもので良かったかなと思う。