このレビューはネタバレを含みます
他人の夢の中に入りアイデアを植え付ける=インセプションのお話。
いやー面白かった。というかよくこんな話思いつくなーという。
ライバル企業を倒産させるため、跡取り息子のロバートに
"敷かれたレールではなく自分の道を切り開きたい"というアイデアを植え付け、倒産を促したいと依頼するサイトー。(渡辺謙で地味にテンションが上がる)
犯罪歴を抹消して家に帰らせてくれるのならと
仕事の依頼を引き受けたコブ。(安定のレオ様)
やはり仕事は一筋縄ではいかなくて、
まさかのロバートが夢を守る訓練を受けてたり
鎮静剤が強すぎて夢の中で死んだら虚無に落ちることが判明したりと
アイデアを植え付けるのも一苦労。
コブがモルと自分たちの世界を作り
そこに50年住んでいたせいで
現実に戻ることを拒んだモル。
夢の世界で"現実ではないこと"を植え付けたら
現実でも現実ではないと思ってしまい
モルは現実に戻るために自殺してしまった
子供も偽物と思い殺してしまった
というなんとも悲しい事実も発覚。
最後はまさかのサイトーとコブが現実世界に戻れなかったけど
サイトーは誰かが来るのを待ち続けていてコブと再開、冒頭シーンに繋がる。
コブの最後の家族団欒シーン、最後は夢オチじゃないと信じたい…(コマよ回るのをやめてくれ…)